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2018/10/17 06:52 |
M@STER SPARKLE 01 感想
noteに書いたものの転載です。

 以前Tumblrに書いたのですが、アカウント消えたので記憶を頼りにこちらに書くことに。もうシリーズ04まで出てますがその辺りは追追、と思つてはゐます。思つては。

 ミリオンライブもメンバー2人追加されてミリシタで仕切り直しといふことで「改めてソロ曲で自己紹介」といふ感じのシリーズになるやうです。ただ既存メンバーについてはやはり今までがあつてこその原点回帰と感じられますね。
 さういつた辺りを踏まへつつ、各曲についてだらりと語つてみます。

角は減らさない。周防桃子『ローリング△さんかく』
 シリーズ1枚目の1曲目は桃子先輩。刻みまくるギターが印象的なアップテンポの曲に乗せてちよつと不器用な気持ちを伸びやかに歌ふナンバーです。
 きれいな丸になるために角を減らすのではなく増やしていくといふのが桃子らしい。メジャーな曲調に力強い歌声に、なかなか素直になれなくても「だって私だもん」と自分を貫く桃子の子供らしさと大人びたところ、両方が伝はつてきて泣けます。

止まらない空想文学少女。七尾百合子『地球儀にない国』
 百合子は乱読の中でも特にファンタジー系の印象が強いのですが、この曲もファンタジー小説の世界に遊びながら、百合子の積極性や冒険心を前面に押し出した感じになつてゐます。「君を助けなきゃ 囚われの王子」といふ辺り、守られるお姫様では在り得ないところが端的に表れてゐるかと。
 ストリングスを全体にフィーチャーしつつ疾走感のある曲調が聴きどころでせうか。最後にスローダウンして本を閉ぢた感じの表現をしつつ「冒険はまだ終わらない」で現実でも冒険していく百合子の感情が伝はつてくるやうです。

清らかに、美しく、流されがち。豊川風花『祈りの羽根』
 セクシー系の仕事を振られがちな風花でも、持ち歌は一貫して清楚な感じ。この曲も舞ひ散る天使の羽根を思はせるコーラスやシンセに乗せて聴き手に癒しを届けるやうな曲です。看護師出身で「人を癒すこと」を望む風花らしさが溢れる曲だと思ひます。
 ただ「あなた」を全肯定する歌詞はややもすれば「癒し」よりも「甘やかし」に聞こえる部分もあり、ある意味風花の流されがちなところを表してゐるやうに感じられるのは穿ち過ぎでせうか…… ともあれ、歌唱力の高さも相俟つて癒されるのは確かですね。

見上げる花には毒がある。白石紬『瑠璃色金魚と花菖蒲』
 新メンバー紬の曲は和風ビッグビートに乗せて焦がれるやうな憧れとそれだけでは見えない真実を歌ふ激しい曲。金魚が見上げて憧れる花菖蒲、でもそこには見えない毒の涙がある、といふちよつと一筋縄ではいかない歌詞ですが、他のメンバーと違つて今までのソロ曲の蓄積が無い分1曲の中で二面性を出してきてゐるのかな、と。
 焦がれ憧れて抜け出したい、でも抜け出した先でもまもがいてゐる。そこに1人で上京してきて新人アイドルとしてしばしばネガティブになりながら進んでいく紬の姿を重ねることもできたりするかも、とちよつと思つたりします。

お前がみんなの未来だ。春日未来『未来系ドリーマー』
 未来の曲はパワフルな正統派ロックナンバー。イントロのドラムから一気に弾ける「ミリオンのセンター」の面目躍如なポジティブ全開の曲です。
 未来の強さはへこんでも落ち込んでも曇らないところかな、と思つてゐるんですが、まさにこの曲の前のめりなところは本当に「ああ未来だなあ」と思ひます。あと歌詞に「素敵なキセキ」といふフレーズが入つてゐて、露骨に文脈で殴つてくるところも好き。「行こうよ…未来!」が名乗りになつてゐるのも上がりますね。

「改めて自己紹介」的な曲が多いのでミリシタからのPでもキャラ把握をしやすく、かつ過去の文脈を知つてゐると刺さる部分もかなりあるので割と万人にお勧めできるシリーズだと思ひます。ミリオンライブはいいぞ。

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2018/03/10 08:07 | Comments(0) | 感想

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