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2017/12/12 02:19 |
中の人がいない
砂吐きそうな甘ったるい恋歌も、リアル中2の落書きみたいな歌詞も、ヴォーカロイドの歌声なら何故か素直に聴けちゃったりして。予め定められたあからさまな断絶によって、初めて届く(気がするだけかも知れないけど)ものがあるのかも、なんていう感傷。何処にでも居て、ネットワークに広がって、パラメータに従って歌い、葱を持って踊る。不在の歌姫、初音ミク。

そんな訳で今更ながら初音ミクが個人的に熱い。特にニコニコ動画等を探せば質の高いオリジナル曲も数多く、コメント職人の『技』も相俟って、何か異様な熱気と独自の『文化』を感じる。

で、所謂DTMツールであるとか、仮想アイドルであるとか、そういう側面も勿論面白いのだけれど、なんちゃって人形者としてはヴォーカロイドと人形の類似性なんかが気になっていたりするところ。表面的な「歌い方」の問題ではなくて、人工物として、人に似せて人に作られたものとしての在り方というか、そういうところ。そしてそこに投影される人の在り方とかにも。まあ自分にもその視線は返ってくる訳ですが。
「これはミクが歌ってこそだよな」というコメントに人形者のフェティシズムを見るのは自分の趣味に引き寄せすぎた見方だろうか。或る意味ハンス・ベルメール的とすら思えてしまうのだけれど(でもベルメールはあんまり好きじゃない)。

因みに新しいヴォーカロイドは『鏡音リン』だそうで。視線=欲望を映す存在として、『鏡』の字が入っているのはなんだか象徴的な気がする、というのも僕の勘繰りすぎだろうか。まあ勘繰るのは趣味なので。
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2007/11/29 03:15 | Comments(0) | TrackBack(0) | 記。

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